私が通っていた料理教室のお話をさせていただきます。この体験談は、日本の料理教室の体験談ではなくて、ドイツの料理教室の体験談なんですよ。しかも、料理に詳しいプロの方ではなくて、週に1回、大学の先生と生徒に、ドイツの料理を教えていただいていたんです。とても楽しい料理教室でしたよ。去年、私はドイツの大学に留学していたんです。その時に、せっかく留学しているんだから、現地の文化も勉強したいと思ったのがきっかけでした。私は、夏の間だけ開かれている、テュービンゲン大学のサマースクールに参加していたんですが、サマースクールに参加する学生は、ドイツ語が上手ではない外国人ばかりですので、午前中の授業の後には文化に触れることのできるカリキュラムが用意されているんです。参加するかどうかは完全に任意なんですけどね。その中に、ドイツの郷土料理教室があったんです。これは行かないともったいないと思い、私は参加することに決めたんです。その料理教室では、何の料理を作るかは、先生とドイツ人生徒が予め決めていて、私たちが料理教室に行くと、食材や、必要な調理器具が用意されていました。大学の授業のようなものですから、時間が4時間ほどしかなく、全部を自分で作るのではなくて、何人可のグループに分かれてそれぞれ料理を作っていました。それでも、数回通ってかなりの料理を覚えましたし、担当しなかった料理についても、先生がレシピを書いてきて、それを生徒全員に配ってくださっていたので、とてもよかったです。